ウェルカムボードをブライダルで用いる場合は、専門の結婚式場でも、ホテルの宴会場でも、町の教会でも、貸し切りのレストランでも、基本的に入り口あるいは受付に設置されるわけです。招待状を受け取って近くまでやって来た来賓が「ああ、ここだ、ここだ」と入って行ける要をなすのが本来の目的です。ですがここで、新郎新婦が来客に対して感謝の気持ちと、ささやかな二人の決意をアピールしつつ、やって来た人々が思わずなごんでしまえるような工夫があったら…それが近年のブライダルにおけるウェルカムボードの存在意義なのです。
披露宴および披露宴二次会などで、特にこのウェルカムボードの需要が高まっています。本番の結婚式では式場が用意するかっちりとトラディショナルな「○○家△△家結婚式」といったものを用いて伝統的な結婚式を執り行い、二人の個性を発揮できる披露宴や二次会で、アイデア満載のウェルカムボードを利用する、といったところがオーソドックスになってきているようです。
もっとも町の小さな教会や高原のホテルなどを式場に選んだ場合は、迷うことなくオリジナルのウェルカムボードが登場することになります。横浜や神戸の洋館をレンタルして、神父さんを呼んで式を挙げる、などといった凝った演出のブライダルでは、当然のように二人の思いを込めたウェルカムボードが入り口を飾ることになるわけです。
ウェルカムボードは新郎新婦に多少心得があれば、DIYのお店で材料を調達して自作も可能ですが、一世一代の晴れ舞台のことですし、やはりプロによる完成度の高いものを利用するか、テンプレートだけ出来ていて自分たちの工夫を盛り込めるタイプを利用するか、といったところがウェルカムボードの賢い使い方となっているようですね。
ウェルカムボードの形状・材質・コンセプト選びにも、自分たちの個性を盛り込むことが可能です。二人のなれ初めにちなんだもの、大学のサークルにちなんだもの、職場にちなんだものなど、様々な工夫が盛り込めるはずですし、列席した人たちが思わず「彼ららしい」とにっこりするようなウェルカムボードがプロデュースできたら素敵ですよね。先にも触れましたがウェルカムボードは入り口あるいは受付横に設置されるもの。つまり来客が真っ先に目にするのがウェルカムボードなのです。式の演出はウェルカムボードに始まると言って過言ではありません。いえ、むしろ個性際立つ結婚式・披露宴はウェルカムボードにほとんどすべてが込められるとさえ言えるのです。
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