ウェルカムボードという通名はご存じなくとも、町のレストランや雑貨屋、ブティックなどの店先に小さなイーゼルのようなものが置かれていて、そこに小ぶりな黒板やホワイトボードやコルクボードなどが置かれ、チョークやサインペンや手書きの張り紙などで「本日のパスタ」とか「ペット小物入荷しました」とか「夏物一掃バーゲン中!」とか表示されているのをご覧になったことはあるはず。実は、あのかわいらしい看板がまさに「ウェルカムボード」と呼ばれるものなのです。
結婚披露宴の会場の前にも「14:00〜貸切。○○くん・△△ちゃん披露宴会場はコチラ」などと、個性的なウェルカムボードをよく見るようになりました。披露宴会場と言えば結婚式場のそれぞれの会場ドアの前に縦長の黒い板が掛けられていて、白地の毛筆で「○○家・××家」とだけあるシンプルなサインボードが古典的ですが、最近ではいろいろと個性を楽しむオリジナルのウェルカムボードが増えているようなのです。
ウェルカムボードは何しろ個性を楽しむものですから、特に決まった規格があるというわけではありません。むしろ自由な発想で、様々な色、形、材質などこだわったものがOKということらしいです。披露宴のウェルカムボードでしたらお二人の写真や似顔絵を添付するケースもよく見られます。文字やレイアウトも、自分たちで自由に配置できるようになっているものから、ウェルカムボード専門のデザイナーが格好良く仕上げてくれる特注品まで、実にいろいろです。
お店のサインボードに用いられるウェルカムボードでしたら、なおさら個性をアピールするものが求められるでしょうし、的確にお店のメッセージを伝えるものでもなければなりません。狭い歩道に面していたり、お店の規模によっては、商品見本の陳列ケースが備えられないこともあるでしょう。一見、何のお店か判りづらい、入りづらいという場合もあるでしょう。そんなとき、こぢんまりと親しみやすいウェルカムボードでお店のアピールをすることで、集客力アップが望めます。
近頃では実に様々な業種から、工夫を凝らしたウェルカムボードが提供されていて、アイデアによってはとても個性的なお店のアピールや、結婚式・披露宴の演出が可能になっています。そうなると多業種による種々バラエティに富んだウェルカムボードの数々をどうやって俯瞰するかという問題が出てくるわけですが、今ではインターネットという便利なツールがあって、パソコンや携帯から簡単に、様々なウェルカムボードを検索して選ぶことが出来るのです。様々なウェルカムボードを一堂に集めた専門店もあります。
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